平尾龍磨容疑者(27)が脱走して世の中を騒がしている。
彼は模範囚だったようで、脱走することは簡単であったようだ。
模範囚の中でも選ばれた人が収容される施設があり、そこは通常の監獄と違って自由度が高いようだ、
・塀が無い
・窓に格子が無い
・部屋の扉に鍵がない
上記の特徴を見ても、ほぼ普通の施設と変わらない。
過去に20名の脱走者が出たことはあるものの、限りなく危険性の低い模範囚の社会復帰のために設けられた施設のようだね。
犯罪者は一度捕まると再就職先に困り、再犯してしまう確率が50%もあるというから、模範囚から優先的に社会復帰の支援をしてあげようという試みは良いことだと言える。
実際、この施設の再犯率は6%らしく、実績もあげているようだ。
今回の向島の脱走事件はこうした施設の監視体制の弱さを突かれている。
脱走者も模範囚で、本来は脱走するような人ではないと思われていたのだが、妹の病状が悪いなどの噂があり、並々ならぬ理由があって脱走したと考えられている。
脱走したと言っても軽い窃盗を行うのみで、特に傷害事件などは起こしていないようだ。
現在も警察は捜索を進めているものの、それほど気合を入れて探していないというのが実情だろう。
脱走した彼が殺人でも犯していれば、もっと早く再逮捕されているはずだ。
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