虐待?しつけ?ペット虐待にまつわる議論が激化

ペット虐待に関するニュースが流れている。

本人は躾と言うが、犬の脇腹を蹴っているところを見ると、誰が見ても虐待だと考えるだろう。

ペット虐待に関する議論が激化と銘打ったものの、どう見ても虐待なので議論の余地はない。

メインの話題の結論が出てしまったので、とりあえずペットの虐待に関して課題点と言われていることを紹介する。

ペットは物として扱われる

ペットが気軽に虐待できてしまう問題点として、ペットの権利の保障が不十分であるということが槍玉に上がりやすい。

ペットは法的には人間とは異なる存在として扱われており、物同然に見なされている。

ペットを虐待した場合、傷害罪ではなく器物損壊罪に問われる。

ペットの遺体もゴミ捨て場に捨てればゴミ収集車が回収してくれるようになっている。

法律的な扱いが完全に物なので、この考え方が飼い主たちがペットを物扱いさせてしまう原因になっているのではないかという話がある。

確かに、法的に存在を軽んじられているものを大事に扱えと言うのも無理な話なのかもしれない。

ペットに人間並みの権利を与えるべきか

ペットに人間並みの権利を法的に与えてやれば虐待も改善するのだろうか。

少なくとも、ペットを虐待した場合の罰則が人間並みに厳しくなれば、丁重にペットを扱う人間は増えるだろう。

しかし、ペットが人間並みの権利を備えた場合、ほかの動物はどのように扱うべきかという問題が浮上する。

食肉用の牛など、ペット虐待以上の仕打ちを受けているわけで、これからの動物の権利は無視するのかという話になってくるだろう。

ペットに人間並みの権利が与えられることが普通になり、後発の世代が育ってきた時に、我々以上にペットとその他の動物への扱いの温度差に疑問を抱くようになるだろう。

ペットの権利を強化することによって、将来的に肉を食べることができなくなることは覚悟しなくてはいけないかもしれない。